「恐竜模型からみえる世界展」
開催期間: 2008年12月20日〜2009年1月31日
開催場所: こむこむ4階企画展示室
~荒木一成が創り出すディノ・ワールド~
恐竜造形家の第一人者である荒木一成氏が創る恐竜の展示会を企画運営。恐竜模型68点の展示の他に、この展示会のために「ディノ二クス」を制作依頼しました。その制作工程を44枚のパネルで展示、また恐竜模型写真を原寸大に拡大したパネル展示やWS開催など、さまざまな視点から、恐竜世界を知り、荒木氏の恐竜模型の魅力をたっぷり味わえる展示内容に仕上げました。
構想から実現まで1年以上かかった「荒木氏の恐竜模型展」、タイトル、コピー、デザインと、かなりこだわりました。
ポスター・チラシとはまた違ったティラノサウルスで看板制作。 | 「ディノ二クス」 |
一番の見どころは、「ディノ二クス」!! この展示会のために制作依頼し、荒木さんは約2ヶ月にもわたって、私たちの想像以上の作品を作ってくれました。
模型搬入日、初めてダンボールから登場した「ディノ二クス」に、スタッフ一同、「おぉ!!」と感嘆の声を漏らしました。細かい羽毛表現や色使いなど、本当に素晴らしい!!
「ディノ二クス」の周りに、完成までの44工程の写真パネルで紹介しました。 |
左は、原寸大に拡大したテリズィノサウルスのかぎ爪。恐竜の大きさを感じてもらおうと、恐竜模型の画像を拡大してみせる演出を色々と取り入れました。
恐竜模型のひとつひとつに作品解説があります。
全て荒木さんに書き下ろしていただいき、制作秘話を含んだ内容は読み応えがあります。
恐竜模型を撮影した情景写真と、そのモデル恐竜の展示。
その他にも、パズルや、クイズ、ぬりえコーナーなどを設け、大人から子どもまで、たくさんの方たちに喜んでいただきました。
スタッフこぼれ話
初めて荒木さんに連絡をしたのが、平成19年10月。それから開催を迎える1年以上もの間、京都―福島間を100通以上のメールとお電話で、確認を重ねて参りました。
提案の相談から、丁寧に対応していただいていた真面目な仕事確認のメールが、いつしか、(笑)がとびかうメールをする間柄!?に。
そんな荒木さんと、展示会初日に初めてお会いした時は、「メル友にやっと会えた心境ですね」と笑い合いました。
「今までにない恐竜模型の展示会にしたい」との熱い思いは、荒木さんの絶大な協力によって実を結びました。そして主催担当スタッフNさん、Yさん、展示会に携わった多くのスタッフの方たちに助けていただき、達成感に満ち満ちた思い出深い展示会です。
(2009年1月/記載)
「恐竜模型からみえる世界展」のイベントについて |