わらじい物語
初代信夫山キャラクター
信夫山は信夫三山ともいわれ、平安時代から熊野信仰が伝えられた、月山・湯殿山・羽黒山を信奉する山伏修験の山である。
鎌倉末・室町初期頃には一大勢力をなし、会津圏まで影響力を持った。多くの史跡や伝承は、山伏たちの厳しい修行から生まれたものである。そこで、「鴉天狗」を信夫山のシンボルとした。
信夫山わらじいの誕生
以前から、信夫山にふさわしいキャラクターが欲しい、と考えていた。そこで頂上の羽黒神社に奉納されている(日本一の大わらじ)に注目、地味なわらじを可愛いゆるキャラに変身させてしまった。名付けて「わらじい」。
プロフィール
・名前は、通称「信夫山わらじい」。本名は羽黒護佐衛門藁介(はぐろごんざえもんわらすけ)。もとは羽黒大権現仁王様の守番だった。
・歳は、300歳以上。奉納された大わらじから生れたという。身体はワラでできている。
・性格、足の悪い人や恋人同士を見ると放っておけなくなる。
【健脚と足腰の壮健】「わらじから生れたからご利益抜群じゃ」と本人が保証。
【縁結び】「羽黒神社にお参りすればたちまち良縁が結ばれる」と公言している。
「わらじい御守り」も出来た!
わらじい誕生にとともに、奉納される大わらじのワラを入れた(わらじい御守り)も完成。 2/10日の暁まいりの大わらじの奉納の際に、人々がワラを引き抜いてお守りとしてきたもので、もちろんご利益は、健脚と縁結びだ。鈴つきのストラップで可愛い。